マンション購入時の騒音対策
弊社には楽器などの防音室の問い合わせ以外に、
近隣の騒音問題を無くしたいとのご相談が、
40%近く寄せられます。
多くはマンションの上階からの足音、物を引きずる音、話し声やテレビの音などで眠れない…等多く聞かれます。
なぜこのような近隣騒音問題が起きるのか、防ぐ対策はないのか、
入居し生活が始まってからでは、費用も多くなり負担もかかります。
マンション購入の際にはしっかり事前調査しておくことをおすすめします。
では、どうすれば騒音問題が起きないようにできるのか調べていきましょう。
①マンション周辺の騒音測定値を知る
(スマホの騒音測定アプリで簡単に測定できます)
自分たちのライフスタイルに合わせ、静かな時間帯の騒音レベルを知る
②マンションの基本的構造を知る
二重床構造、下り天井、壁厚、サッシ(ガラス仕様)など
③外での騒音レベルから室内での騒音レベルの差を知る
一般的なマンションには、15~20㏈の遮音性能があります
一般的に騒音とは、70㏈以上の音域に対して苦痛を感じるレベルですが、人によって感じ方は様々です。
では、どのように対処できるのかをお話しします。
当然、騒音問題がクリアされているマンションは問題ありませんが、
①~③の中で引っ掛かることがあったり、
上階からの足音などが聞こえた場合には、
下り天井を設けて遮音層を造ることをおすすめします。
(弊社比 30㏈以上 削減)
窓にインナーサッシの設置を検討することから、
対策を考えていきます。
マンションは、立地が良い、セキュリティがしっかりしている、眺望や採光が良いなどメリットがたくさんあります。
その一方、生活音に注意が必要で、騒音トラブルが起こるリスクがあります。
マンションを購入する際には、しっかり調査し、専門家に相談して快適なマンションライフを楽しみましょう。
クリエートでは、音の専門家がお客様専用の快適な住まい作りのご提案をさせていただいております。
お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
クリエート編集部