プロが行う防音対策
~施工編~

防音・遮音対策を考えた場合、比較的安価なホームセンターなどで購入できる遮音材を張り、とりあえず自分で対策してみるという方が多いですが、プロが扱う建材などと違い、入手できる素材も異なり遮音性能が伴わない結果となる可能性が高いです。
DIYなどでよく使われる遮音シートですが、メーカーの遮音性能は16㏈~20㏈くらいですが、石膏ボードなどと併用して施工しないと性能が落ちてしまう欠点があります。またシートの接続部分に隙間遮音シートを張り、隙間を空けない施工が求められます。
求められる対策に対して、適した遮音材(建材)を使い、正しい施工を行うことが大切です。
以前の防音に対する考え方は、壁厚を設けて硬い素材、やわらかい素材など何重にも厚みをもって重ねる施工方法でした。
最近では空気層を設けることで、遮音性能を高める施工方法が主流となっています。

プロが行う防音工事とは、空気伝搬音(歌声、ピアノなど)か固体伝搬音(ドラムなど振動を伴う低重音)かの音源の性質を知ることから始まり、建物の構造を調査して、既設建物と緩衝しない浮き床工法やふかし壁を設け、吸音材などを使用する施工となります。
中でも音の出入りは、窓などの開口部からが多く、ガラスよりもサッシの隙間から多くの音が入ったり、漏れたりします。
窓の内側に内窓を設置することで遮音対策を行う業者が多いですが、期待していた遮音性能はあまり感じられないかもしれません。
最も重要なのは内窓の設置方法です。
ただ内窓を取り付けるのではなく、既存窓と内窓の間隔が大切です。
後悔しないためにも本格的な防音室、遮音対策は防音専門業者にお願いすることが望ましいです。

株式会社クリエートは、希望される遮音・防音性能などしっかりヒアリングを行い、性質や構造などからベストなご提案をさせていただきます。
お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人
クリエート編集部
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