防音ブログ
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防音工事マンション編

更新日時:2023.05.22
カテゴリー:ブログ

”防音工事をしなければいけない理由”

なぜ、防音工事をしなければいけないのか、最初に抱く質問にお答えいたします。

一般的に騒音障害が発生するのは、立地条件にもよりますが、70㏈を超えた場合に問題とされるケースが多くあります。

元々車通りが多いところ、繫華街では想定していたことと割り切れますが、平静な住宅街などでは問題視され、近隣トラブルに発展することがあります。

とくにマンションでは、近隣トラブルで困っているという相談を多く受けます。

騒音トラブル

では、70㏈を超える騒音とはどういったものかを検証していきます。

小学校など音楽室から流れるピアノや子供の合唱は65~80㏈になります。

難聴になられたお年寄りなどの
家から漏れるテレビの音量70㏈を超えるケースもあり、

ピアノやドラムなど、家の中で演奏する楽器によって80~110㏈を超える場合もあります。

また、自動車専用道路、公的交通機関など騒音レベルを超える対象があります。


防音と遮音は違うものなのか?

はてな?

基本的には同じです。

・建物の中から発生する音を遮断すること…防音工事
・建物の外からの音を遮断すること…遮音工事

といいます。

対処工事が代わっても基本的には同じと考えてください。

そもそも、どのような工事をするのですか?

一つの部屋を防音仕様にする場合、
床・壁・天井の6面体に対して遮音壁を造っていきます。

また、防音室の場合吸音効果もある仕様に設計していきます。

使用する建材も、床遮音マットや壁遮音パネル、防音ドアを採用することや、遮音壁に充填する遮音材の性能のグレードなどで、大きく遮音性能が変わってきます。

45~60㏈の静粛性を維持するDR60以下が良いと思います。

費用や工事期間は?

部屋の大きさ、開口部分(窓の大きさ、ドア)などで異なりますが、6帖大の広さで、おおよそ200万円~が基本的な費用となります。

工事期間は、居住中と空室の場合で異なりますが、おおよそ2週間となります。

提案

マンションや住宅密集地での騒音トラブル問題など、
今は自分で自分を守る時代です

トラブルに発展する前に自己防衛も兼ねて、快適な暮らしを実現させましょう。

断熱性能向上については、国からの補助金対象にもなっております。

詳しくはお問い合わせください。

この記事を書いた人

クリエート編集部

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