和室を防音室に

防音工事　愛西市

After

Before

築２０年の戸建て住宅に住むお客様からのご依頼です。

アップライトピアノからグランドピアノへの買い替えを機に、
リビングに隣接する和室を防音室仕様に改装したいとのご相談をいただきました。

グランドピアノに対して床の耐重量補強も併せて計画していきます。

コストも抑えていきたいことから、押入れ・床の間も撤去し、7.4帖大の和室をスケルトン（床から天井まで解体撤去）にしていきます。

　和室だったことから、床の骨組み補強を行い、剛床合板、プラスターボード、遮音床マット、床下地合板に仕上げのフローリングを張り、リビングとの段差も抑えていきます。

リビングとの境にはインナーサッシを採用し、バリアフリーとなりました。

　新しく天井野縁を組み、天井下地としてプラスターボードを張り、シート張りのうえ、セルロースファイバーを吹込みしていきます。

施工後、遮音吸音材オトテンを張り、仕上げとなります。
吸音効果も高いので、反響音を緩和することができます。

　建物が真壁工法（土壁）でしたので、既設の壁の内側に間柱を建て、専用シートを張りセルロースファイバーを吹込み、施工後に遮音パネルを下地として、クロス張り仕上げとなります。

　既設サッシに対して、内壁を増設することで壁厚ができ、
その部分にインナーサッシを設置しました。

サッシとインナーサッシの空気層が大きいほど遮音性能が高くなります。