音楽配信のお仕事をされているお客様からのご依頼です。
お住まいは新幹線の架線から20mほどの立地で、平静な住宅街にあります。
現地調査に伺うと地響きを伴う新幹線の通過音に驚きました。
大音響で配信できる環境対策と新幹線の騒音対策を考えていきます。
配信部屋は、歌声が近隣や室内(主寝室)に漏れないように防音室仕様にしていきます。
防音室はクリエート標準仕様のスタッドにセルロースファイバー(遮音材)を吹き込むふかし壁工法です。
防音室_施工中↓
クローゼット部分を撤去して部屋を広く、上部に棚板を設けてデスクコーナーとしました。
防音室_施工後↓
防音室入口は既設のドアを防音ドアに取替え、室内に空間をとってもう一つ防音ドアを設置しました。
防音室入口_施工中↓
防音室入口_施工後↓
最後に内窓を設置し、防音室の完成です。
リビングと主寝室を騒音対策していきます。
リビングは新幹線側の既設壁に遮音パネルを重ね張りします。
リビング施工中↓
窓には厚みの異なる複層ガラスの内窓を設置しました。
主寝室も同じように内窓を設置し、入口のドアは音配慮ドアに取替えました。
無事工事が終わり、最後に音測定を行いました。
2階防音室で105~110㏈の音源発生時、防音室から廊下を挟んだ主寝室では43㏈、1階リビングでは44㏈、屋外では平常時と変わらない47~53㏈と計測され、55㏈以上の減音と非常に高い性能となりました。
お客様からは、「期待以上に高い防音・遮音性能で感動しています。依頼して良かったです」と嬉しい感想をいただきました。
ありがとうございました。
↓施工後ギャラリー(クリックで拡大)
施工期間 | 2週間 |
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施工時期 | 2025年7月完成 |
施工金額 | お問い合わせください |
#遮音工事 #防音工事 #騒音対策