振動を伴う固体伝搬音の防音(遮音)工事は、非常に難しいといわれています。
建物の躯体から床・壁・天井を伝わって響いてくる音などは、通常の遮音工事の方法でデシベルを削減しても解決しません。
固体音の対策は、音ではなく振動を低減させることです。
躯体に干渉しないよう浮き床にしたり、壁から独立した間仕切り壁・天井を造り適正な遮音材を用いていくことが重要となります。
今回のお客様はマンションの4階に住んでおられ、入居時に一室を防音室に改装されていました。
遮音性能をさらに高め、固体伝搬音をもっと軽減したいとご依頼をいただきました。
現況の室内より30㍉離して壁下地を建て、天井も200㍉の空間をもって下地を組むなど既設とは干渉しないように施工していきます。
「オトカベ」とよばれるダイケンの音響調整用壁材も採用して布クロスで仕上げ、ピアノを弾いた際の反響調整も行います。
最後にインナーサッシを設置し完成です。
部屋は少し狭くなりましたが、ピアノの音割れもなく、快適な空間となりました。
ピアノを演奏しても外部に音が漏れない理想的な防音室の完成となりました。
施工写真
Before
After
Before
After
株式会社クリエートでは騒音や生活音のお悩みを解決します。是非ご相談ください。
施工期間 | 約10日間 |
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施工時期 | 2024年10月 |
施工金額 | お問い合わせください |
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