音漏れを気にせず、最大限に表現できるスタジオのために(防音室工事)
名古屋市東区
名古屋市東区
元々の床はフローリングになっていたため、その上から遮音マットと捨張(すてばり:仕上げの精度と強度を高める施工方法)合板を下地にしてカーペット仕上げに。
クロス張りの壁には遮音カベマットと105mmのスタッド(間柱:柱と柱の間に入れる垂直材)を組み、遮音材を吹き込みました。遮音パネルでフタをするように下地を組んで、元のデザイン性を損なわない同様のクロス張り仕上げにいたしました。
天井は最上階に小屋組の懐(天井の上部の空間)があるため、14cm以上ある遮音材を吹きおろし、室内側からは防音室の天井用吸音材を化粧張りして仕上げを行います。
室内の工事が完了したら、インナーサッシ(二重窓)を取り付けて完成です。
備え付けの収納クローゼットを撤去し、防音室仕様になっても9.7㎡(約6帖)を確保。広々とした防音室に生まれ変わりました。
工事場所 | 名古屋市東区徳川二丁目 |
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施工時期 | 2020年4月 |
工事金額 | お問合せ下さい。 |
今回は、芸能プロダクションの防音室施工の実例をご紹介します。
名古屋市東区にある芸能プロダクション様より、新築戸建ての3階にある約7帖の一室を防音室に改装して欲しいというご依頼をいただきました。
芸能プロダクションではオーディションやレッスン・ボイストレーニングなどが日常的に行われており、音とは切っても切れない施設です。
人々の心に響く音楽・歌・演技などのエンターテイメントを届けるためには、舞台に立つ側が音に遠慮していては成り立ちません。
そのため音漏れを気にせず、自身を最大限に表現できるスタジオや設備を備えたい!とお考えの場合は、個人の方でもご覧いただきたい事例となります。
工事完了後に遮音テストを実施したところ、部屋のすぐ外の場所でも50db以下の騒音値に!
※テスト方法:室内から105~108dbの音を発生させ、それを屋外から測定を行う。
50db:木々のざわめき、静かなオフィス内 など
100db:電車が通るときのガード下、自動車のクラクション など
今回の防音室施工では50db以上の遮音効果を得ることができ、すぐ近くの屋外でも1,5m離れた時とほぼ同程度の遮音効果を得ることができたということになります。
※50db以上騒音値を下げるには、音源から1,5m離れる必要があると考えられています。
お客様からは、想像以上の防音効果が得られたと大変ご満足いただきました。
クリエートでは、これまでのイメージを一新する、まるで普通の部屋と変わらない防音室施工を数多く手がけ、一般家庭からオフィスまでたくさんのお客様にお喜びの声をいただいております。
ぜひ一度お問い合わせください。